こんにちは、石田技建です。
今回はステンレス製の外部手摺の施工事例をご紹介させていただきながら、ステンレス鋼について少し深堀できればと思います。
傾斜地に位置するこちらの戸建ての玄関アプローチ部分、そこに設けられた階段の手摺を、ステンレス製にて御用意しました。
弊社は手摺の製作・施工を担当させていただきました。
練り積み擁壁が広がる風度のある外構に、空間を仕切りながらも調和させるコンクリートの擁壁、そこにシャープなステンレス手摺がマッチしており、それぞれの素材の表現を活かす素敵な玄関アプローチでした。
ステンレスとは、Stainless Steel=錆の少ない鉄、主な特性はその名前の通り錆びにくいことです。
建築資材はもちろんですが、食器や流し台、洗濯機など私たちの生活にもっとも身近に浸透している金属製品です。
鉄は酸素と結合すると酸化して錆になってしまいますが、ステンレス鋼は、鉄を主成分に“クロム”が含まれており、このクロムは大気中の酸素や水分と結合し、非常に薄い膜を表面に作ることができるため酸化の進行を抑えてくれます。
その皮膜を「不動態被膜」といいます。
不動態皮膜は上記の特徴にあるように、大気中の酸素と水分により膜を形成するため、使用中や加工中に傷がついても『自己修復機能』により同じ膜を再生してくれます。
ステンレス鋼も、合金されるクロムやニッケルの量により、種類や用途がことなります。
建築資材、特に屋外使用の場合は耐食性に強いオーステナイト系を使用しているため、メンテナンスの手間が少なく、施工時の美観を永続的に保ってくれます。
ただ、ステンレス鋼も全く錆びないわけではないため、場所や用途に合わせて材質を選定していくことが大事になってきます。
また、ステンレスは初期導入コストはどうしても高くなってきます。そのためメンテナンスやランニングコストも併せて、導入前のお打合せで不安解消が必要になってきます。
ステンレス鋼は、発見されてからまだ100年程度しか経っておらず歴史が浅いのですが、JIS規格のステンレス鋼は100種類以上もあるそうです。
建築業界も、先人達が開いてくれたことを発展、発達させながら日々成長しております。
弊社も後世に残していけるようなお仕事が少しでも出来たらと改めて思います。
御用命いただき誠にありがとうございます。














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